読書メーター 9月分まとめ

再開したのが10月半ばだったので張ってなかったけど、10月終わるまで9月分が出力できるようなので一応。
9月の個人的ベスト3は……

  1. 『天体の回転について』
  2. 『論理病を直す!―処方箋としての詭弁』
  3. 文学部唯野教授

ってとこかな。刀語はシリーズ通してじゃないと評価が難しいのと、山月記は昔から最も好きな作品なので別枠ということで。

9月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:4975ページ

刀語 第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ) (講談社BOX)刀語 第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ) (講談社BOX)
これまでのおさらいから始まって、淡々と残りの役者を片付けながら、行き着く先に種明かし。多少強引な気がしなくもないが、ちゃんと説明つけてくれました。残るはあと1冊、どうやって終わらせるのか期待して読み進む。
読了日:09月30日 著者:西尾 維新
刀語 第十話 誠刀・銓 (講談社BOX)刀語 第十話 誠刀・銓 (講談社BOX)
ぽつりぽつりと伏線回収、最終段階の前準備といった感じ。栞見てやったまた幼女きたと思ってたらそんなことはなかった
読了日:09月29日 著者:西尾 維新,竹
未来いそっぷ (新潮文庫)未来いそっぷ (新潮文庫)
読了日:09月28日 著者:星 新一
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)
SFはあまり読んだことがなかったけれど、とても面白かった。「盗まれた昨日」「時空争奪」あたりが特に好き。
読了日:09月26日 著者:小林 泰三
クリエイティヴ脚本術―神話学・心理学的アプローチによる物語創作のメソッドクリエイティヴ脚本術―神話学・心理学的アプローチによる物語創作のメソッド
読了日:09月24日 著者:ジェームス ボネット
文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)
読了日:09月22日 著者:筒井 康隆
刀語 第九話 王刀・鋸 (講談社BOX)刀語 第九話 王刀・鋸 (講談社BOX)
80ページの汽口慚愧にやられた
読了日:09月18日 著者:西尾 維新,竹
物語工学論物語工学論
読了日:09月17日 著者:新城 カズマ
刀語 第8話 (8) (講談社BOX)刀語 第8話 (8) (講談社BOX)
既に野暮なツッコミであることは理解しつつも「もはや刀じゃないじゃねーか!」と突っ込まずにはいられない。物語の根本に関わる面子が揃い交わり、そろそろ刀集めという個々の話の上にある大きな本筋が見えてきたかな、という感じ。前巻からであるけども、否定姫の気になる台詞でこの物語がどのような構造の上に成り立っているのかが気になって仕方ない。あれこれと予想を立ててみるだけでも結構楽しい。続きが気になる。
読了日:09月17日 著者:西尾 維新
坂井三郎と零戦 (PHP新書 536)坂井三郎と零戦 (PHP新書 536)
読了日:09月17日 著者:三野 正洋
ファウスト 第二部 新訳決定版 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)ファウスト 第二部 新訳決定版 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
読了日:09月14日 著者:ゲーテ
論理病をなおす!―処方箋としての詭弁 (ちくま新書)論理病をなおす!―処方箋としての詭弁 (ちくま新書)
面白かった。詭弁は上っ面の技術かと思ってたけど、意外にも人間の思考の深いところと結びついてるんだなあ。そして全ての詭弁が必ずしも否定されるべきものではない、ということは心得ておかないと、また別の誤りを犯してしまうこともある。
読了日:09月11日 著者:香西 秀信
対訳 ディキンソン詩集―アメリカ詩人選〈3〉 (岩波文庫)対訳 ディキンソン詩集―アメリカ詩人選〈3〉 (岩波文庫)
読了日:09月11日 著者:エミリー ディキンソン
知の教科書 批評理論 (講談社選書メチエ)知の教科書 批評理論 (講談社選書メチエ)
7つの批評理論を理論の概説+具体的な実践の形式で紹介。読みやすいと言えば読みやすいんだけど、内容は難しくて十分に理解が及ばなかった気がする。また今度読む。巻末の読書案内がとても良い。
読了日:09月11日 著者:
人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)
相変わらず文章が面白い。今回もふんわりゆるりでほのかに知的。話自体は目新しく感じなかったけど楽しく読めた。穏やかな雰囲気だけど冷静に考えると結構怖かったりするところ、童話っぽい印象。
読了日:09月09日 著者:田中 ロミオ
山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)山月記・李陵 他九篇 (岩波文庫)
高校の国語の教科書で「山月記」に出会って衝撃を受け、心底惚れ込んで数ページ暗唱出来るようになるほど何度も読み返した記憶がある。そのときに感じた中島敦の文章の美しさは今読み返してもやっぱり疑いようがない。やはり「山月記」は自分がこれまで出会った中で最も好きな作品。「李陵」「名人伝」「狼疾記」も特にお気に入り。
読了日:09月08日 著者:中島 敦
刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)
前回ラストでの予告通りの結末を迎えた第七話。お姉ちゃんの圧倒的な天才性とそれ故の限界が描かれる一巻だった。それにしても姉ちゃん怖い。
読了日:09月06日 著者:西尾 維新
刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)
こなゆきちゃんの優しさと可愛さと切なさが心に染みる!モフモフしたい。全12冊においての折り返し地点と言うことで、新たな刀や人物の登場・最終ページの「予告」など、大きな動きを予感させる内容だった。
読了日:09月04日 著者:西尾 維新

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